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紅葉シーズンとて、京都や奈良は連日大賑わいですが、もともと人混みが苦手な身。
春の桜と同様に紅葉見物も、近くの里山や田圃に向かうことがほとんどです。
家族や荷物を満載して大騒ぎのマイカーや観光バスを尻目に、ひとり畦道や細い山道をてくてく。

「綺麗だねぇ!」と語り合う道連れもいない代わりに、秋景色が自分だけに語ってくれる言葉に耳を傾ける楽しみもあります。あっという間に川の色も冷たくなって、末枯れた道に風が吹いてきた……
華やかな錦秋の足元に忍び寄る言葉は、やっぱりひとりで聞きたいと思います。